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記事の信頼性
この記事を書いている僕は、2023年6月末に、奥さんと赤ちゃんが頑張ってくれたおかげでパパになることができました。
子どもが生まれてから幸せな生活が続いていますが、子育てに漠然とした不安を感じたり、子どもの将来について考えることがきっかけで一冊の本を読みました。
ひろゆきさんの本「僕が親ならこう育てるね」
この本から新しい発見や納得できることがいくつもあったので、感謝の気持ちを込めてシェアします。
本記事の内容
- 子どもに失敗をさせる勇気を親が持つべき大きな理由
- 「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」失敗やイタズラの重要性!
それでは、さっそく見ていきましょう!
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子どもに失敗をさせる勇気を親が持つべき大きな理由
「子どもに失敗させたくない」と思っている親は結構いますよね。
ケガをさせたくないとか、泣いているのを見たくないとか。
人間の本能として思うのも当然のことです。
しかし、ひろゆきさんは「子どものうちに泣かせまくったほうがいい」と下記のように伝えています。
子どもは、よく泣きます。でも、大人はそんなに泣きません。
子どもは成長の過程でさまざまな泣く経験をすることで、耐性を身につけていきます。例えば、大人になって初めて叩かれた人はビックリしてショックを受けます。しかし、兄弟喧嘩が日常茶飯事だった人は、いちいち叩かれても驚きません。
他にも例をあげると、これまで失敗したことのない高学歴エリートが、就活で失敗したり、一流企業に入っても結果が出せずに挫折したりという話をよく聞きます。
それまでに失敗の経験が少ないと、「失敗は人生の落伍であり、取り返しのつかないこと」と思い込んでしまうようで、場合によっては、うつ病になってしまうこともあります。
しかし、子どもの頃から失敗や挫折をした経験があれば、人生を狂わせるほどの大きなショックは受けないはずです。
失敗でも成功でも経験させることが大切
「子どもが失敗から立ち直れなくなったらどうするのか?」という意見に対し、ひろゆきさんは下記のように伝えています。
もちろん体の損失とか修復不可能な失敗はさせないほうがいいですが、それ以外のことなら、子どものうちは取り戻せます。
例えば、引きこもり、全財産を失っても、どうにかなります。むしろ、子どものうちは、失敗を克服する経験を積ませたほうがいいです。失敗を乗り越える力を身につけるには、失敗を繰り返していくしかありません。
そして失敗を恐れなくなれば、挑戦の回数が増えます。
挑戦する回数が多ければ、それだけ成功する可能性は上がります。
たとえ実力があっても挑戦の回数が少ないとチャンスに恵まれません。挑戦は多いほうがいいのです。
経験は成功であっても失敗であっても、とても大きなことです。
だからこそ、子どものころからいろいろな失敗をさせて、よく泣いたほうが丈夫な大人になると思うし、親も助けずに見守るべきではないか、と。
それが「絶対に失敗しそうだな」と思うことであっても。です。
個人的な意見
失敗を乗り越える力を身につける重要性について強く納得します。
その理由は、僕の少年野球での経験が証明できるからです。
僕は小学6年生のとき、野球の試合で、スクイズを3試合連続で失敗した経験があります。
▼スクイズの意味▼
ランナーが3塁にいる際に行う作戦。
投手が投球動作を開始したら3塁ランナーは本塁に向かって走り、バッターは来たボールをバットに当てて打球を転がす。
相手守備が打球処理をしている間に3塁ランナーをホームイさせ、確実に1点をもぎ取るというプレー。
一方で、失敗した場合は3塁ランナーがアウトになりチャンスが一瞬でつぶれてしまうという、ハイリスクなプレー
↑これを3試合連続で失敗した時は、めちゃくちゃ監督にも怒られ、ひどく落ち込みました。
落ち込みすぎて、チームメイトやコーチから励ましの声をかけられたかどうかも覚えていません。
でも、悔しいし、失敗した時にベンチがお通夜のように静まりかえって、監督の怒号が聞こえてくるシーンが嫌すぎて、とにかく練習しました。
そして、完全に監督から信頼も失ったと自覚していたのですが、試合中にまたスクイズのサインを出してくれて成功させることができました。
※成功体験を与えてくれた監督に感謝します
失敗から学んだのか、成功の嬉しさの体験からきているのかわかりませんが、そこから自分もやればできる!と思い、スクイズやバントをすることが得意になりました。
それ以降、一度もスクイズやバントは失敗したことがないと思います。
上記の経験から、自信を持つ大切さ、褒められる喜び、今までできなかったことができたらいいことがある。という重要性をわかっているので、
自分の子どもにも、失敗したことには「ナイスチャレンジ!」と褒めてあげて、
どんな小さな成功体験だとしても、たくさん褒めてあげたいと思います。
「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」失敗やイタズラの重要性!
ひろゆきさんは、失敗やイタズラの重要性について下記のように伝えています。
記憶力、判断力、計算能力といった数値化しやすい学力=認知能力だけでなく、
最期までやりきる忍耐力、他人に自分の意見などを伝えるコミュニケーション能力、すぐに怒ったりしないように自分の感情をコントロールできる能力といった「非認知能力」も、子どもが幸せに生きていくには大切な能力です。2000年にノーベル賞を受賞したジェームス・ヘックマンという方は、非認知能力の身につけ方について、「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」と言っています。
認知能力は時間をかけて勉強すれば上げていくことができますが、非認知能力を育てるには0~5歳までの環境がかなり重要だと言うのです。
その年齢の子どもは好奇心を持って、好き勝手に行動します。
例えば、ティッシュペーパーを全部だしてみることでティッシュペーパーの構造を理解したり、そのティッシュペーパーを細かくちぎって手先を細かく動かせるようになったり。
ときには、危険な行動でケガをし、親を心配させるものです。しかし、そうした「痛い思いをする危険なこと」「壊したら元に戻らないこと」を通じ、自分の行為による結果を見て、物事を学んでいきます。
つまり、子どもはイタズラを通じて、非認知能力を学習しているものです。危険なことも多いので、親がつきっきりで見てあげられればいいですが、実際はそんな余裕もない状況が多いでしょう。
しかし、この時期に「危ないから」「忙しいから」と子ども用のゲージに入れっぱなしの環境に置いて、好奇心を満たしてあげることができないと危険です。
自ら学習するとこをやらない受動的な子どもになってしまう可能性があります。
個人的な意見
僕の息子は生まれて4カ月目。寝返りをしはじめた最中です。
たまにおでこを床にぶつけて泣いたり、寝返りしすぎてミルクを吐き戻したりすることがあります。
ですが、上記を学んだ理由から、過保護にならず、できるだけそばで見守りながら、まずは自由に寝返りして楽しんでもらってます。
とはいえ、まだ寝返りだけ。
これからもっと知恵をつけて大変になると思いますが、それでもできるだけ自由に見守ることを意識していきたいと思います。
育児休暇したほうが将来的に安上がり?
ひろゆきさんは、上記の内容を元に親が子どもに寄り添う時間の重要性を下記のように伝えています。
0歳~5歳くらいまでのたった数年間の影響が、その後の長い子どもの人生に大きく影響するのであれば、
子どもが小さいうちはどちらかの親が寄り添ってあげる時間を、少しでも長くつくったほうがいいと思うのです。もちろん、共働き世帯ではなかなか難しく、育児休暇が難しい会社に勤めている人もいるでしょう。
しかし、もらえる給料が下がって将来的なお金の不安があるとしても、子どもと一緒に過ごしがほうがいいと考えます。大人になっても、引きこもりになって社会に出て働くこともできなくなるケースもあるからです。
個人的な意見
0歳~5歳くらいまでの影響が、その後の長い子どもの人生に大きく影響することは理解しました。
僕は、それ以外にも子どもと一緒に過ごす時間を大切にしたほうがいいと考えています。
理由は、子どもと過ごす時間は一生戻って来ないからです。
子どもはだいたい中学生くらいになれば、休日は友達と一緒に過ごしたほうが楽しいことを知り、家族で過ごす時間は少なくなっていきます。
そう考えると、子どもと一緒に過ごす時間は生まれて10年間くらいが一番多く過ごせる時間です。
子どもと過ごせる時間は一生戻って来ません。
そんな貴重な時間を仕事に捧げてもいいのでしょうか。
僕は子どもと一緒に過ごす時間を最優先で考えて行動していきたいと思います。
というわけで以上になります(^^♪
少しでも参考にしていただければ幸いです。
今回、紹介した内容は本のごく一部です。
他にもめちゃくちゃおもしろい項目がたくさんありました。
例えば、
- スマホは何歳からいいの?
- 学ばせるべきは「コミュ力」より「成果を上げる力」
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- 子どもに「裕福な家庭」と思わせないほうがいい理由
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子育てに必ず役立つ情報ばかりなので、より深く知りたい方におすすめです。
読んで損はないと思いますよ。
こちらの記事も参考にどうぞ
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