なかなか会話が続かない人
「初対面、異性、上司などと会話が続かない、、、
そもそも話し相手を楽しませる自信もないし、、、、
そして、自分が相手に興味を持てないときは本当に話すことが思いつかなくて地獄のような空気になってしまう、、、
誰とでも簡単に会話が続く魔法のようなものがあればいいのにな。」
こういったあなたの悩みを解決します。
記事の信頼性
僕はコミュニケーションが苦手で、上記のような悩みをもっていました。
三十路に突入し、仕事では異業種の方と話す機会も増えて、その場が嫌で仕方がなかったです。
でも、このままではいけないと思い一冊の本を読みました。
田村 淳さんの本「超コミュ力」
上記の本を読んで、驚きと発見ばかり。
こんな簡単なことなら、小学生の時から知りたかった。と思いました。
今でも初対面の人とはぎこちない感じになってしまいますが、
この本を読んでかなり緊張はなくなりましたし、なんなら学んだことを試したくて、少しワクワクしている自分もいるほどです。
感謝の気持ちを込めて、コミュニケーションが苦手で悩んでるあなたへ内容を一部シェアします。
本記事の内容
- コミュ力に「上手に話す力」はいらない
- 誰とでも会話を続ける超簡単な方法
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コミュ力に「上手に話す力」はいらない
そもそも、「コミュ力が高い人」と「コミュ力がない人」の違いってなんだと思いますか?
コミュ力が高い人は、
- 話が上手い
- 人の懐に入るのが上手い
- 誰とでも緊張せず同じように話せている
- 超ポジティブ
- そもそも天性の力
などのイメージがあるのではないでしょうか。
僕は今までそう思っていました。
ただ、本では「話す力が高い人ほど、コミュ力が高い」という考え方を消しましょうと言っています。
コミュ力とプレゼン力の違いを知る
「話す力が高い人ほど、コミュ力が高い」という誤解を解く内容を田村 淳さんは下記のように伝えています。
一方的に伝えるのが「プレゼンテーション」
人と会話するのが「コミュニケーション」です。
このように「伝える」と「話す」は似ているので、ひとまとめにされがちですが、実は大きく違います。近所の人気者のおばちゃん、いつも周りに人が集まる友人、会社で上司に可愛がられる人を思い浮かべてみてください。
あなたの周りにいる「コミュニケーションお化け」たちは、「伝えること」より「相手と心を通じ合わせる」ことのほうが得意なはずです。
上記のことから「話が上手」は、コミュニケーションにおいて、必ずしも必須アイテムではないということがわかると思います。
相手は気持ちよく話せていますか?
上記のことから「話し上手になるべきだ」という長年の思い込みから抜け出すことができたのではないでしょうか。
本当のコミュ力とは、話す力より「聞く力」のほうが大切です。
田村 淳さんは、聞く力とは、もっと具体的に言うと「相手に気持ちよく話させる力」のことだと下記のように伝えています。
自分が上手に話すことではなく、相手が「ついこの人といると話しすぎてしまう」と思わせる力のことです。
つまり、自分ではなく、相手のことを第一に考えることができるかどうか、それがあなたのコミュ力を決めるのです。
聞く力が大切なのはわかったけど、じゃあどうすればいいの?って感じですよね。
下記の項目で紹介します。
誰とでも会話を続ける超簡単な方法
結論、下記の2つです。
- 否定しない
- 「3つの魔法の言葉」と「質問」を意識する
それでは、見ていきましょう!
(1)否定しない
家族、友達、会社の人などの話を聞いている時に、あなたは、
「いやいや」
「でも」
「とは言うけどさ、」
みたいな否定から意見を言っていませんか?
少なくとも一回は必ず使用したことがある言葉だと思います。
僕も家族や仲が良い友達には、特にこうした言葉を使って自分の意見を通そうとしていると思います。
ですが、「これではいつまで経っても相手と良い関係を築くことはできない」と本で紹介されています。
コミュ力が高い人は、
「いいね!」
「いいですね!」
と必ず肯定から入ります。
話し相手が、否定から入るタイプと肯定から入るタイプ、どっちがいいかと聞かれたら、「肯定から入るタイプ」ですよね。
シンプルに肯定から入られると、会話をしていて気持ちがいいです。
自分と意見が違ったとき、なかなか「いいね!」と肯定から入るのは難しいですが、
僕は、例え相手が子どもであろうとも、否定から入るのはやめようと思います。
(2)「3つの魔法の言葉」と「質問」を意識する
上記で伝えた「否定しない」を意識したうえで、コミュ力は下記の3つの言葉で高くなると本で紹介されています。
- すごい
- なるほど
- そうなんだ
例えば、相手が話し終えたら、
「いいですね!めっちゃすごいです!」
「なるほど!いいですね!」
「そうなんですね!めっちゃいいじゃないですか!」
と答える感じです。
共感や承認を満たしてあげることで、相手の心を簡単に全開にする魔法の言葉だと伝えられています。
そんなことでうまくいくのか?
田村 淳さんは、卒業校である山口県の下関市立江浦小学校で講演をした経験を下記のように伝えています。
子どもたちに「すごい」「なるほど」「そうなんだ」の話をして、その後、実験で近所の商店街に行き、「この3語を使ってみよう」というワークをしました。
そこで働いている人にいろんな質問をし、その回答に対して、「すごい」「なるほど」「そうなんだ」をひたすら繰り返すというものです。
結果としてどうなったか?
「大人の話が止まらず、延々と話してくれるのです」
当然、その子たちはたくさん話を聞くことができ、知識が増え、何よりも好かれます。
もし、この3語を幼い頃から習慣にすれば、もうその子は超コミュ力を手にしたことになります。
しかし現実は、この成功体験がないからこそ、社会に出たときにコミュニケーションで苦労することになってしまうのです。
経験談
僕も仕事で、異業種が集まる交流会で、上記の「すごい」「なるほど」「そうなんだ」を意識して使ってみました。
結果的に、男女問わず、初対面の人、久しぶりに会う人、自分より年齢が上の人、下の人、全員に効果的でした。
会話例として、
僕:「〇〇さんって、休みの日なにしてるんですか?」
相手:「特にこれといったことはないけど、この前キャンプに行ったよ」
僕:「キャンプいいですね!料理とかもこだわって作ったんですか?」
相手:「こう見えてけっこう料理は好きで、そのときはカレーとかパスタを作ったよ」
僕:「めっちゃすごいじゃないですか!〇〇さんの得意料理って何ですか?」
みたいな感じで、肯定と3語を意識し、相手に質問していくとおもしろいくらいに会話が続きました。
仮に、僕が「〇〇さんって、休みの日なにしてるんですか?」と聞いて、
相手が「休みの日とくに何もしてないかな、寝てる」とか会話が続きそうにないことを言われても大丈夫です。
そのときは、
僕:「わかります!僕もけっこう睡眠は大事にしてるほうです!寝てるとはいえ、ゴロゴロしながらYoutubeとか見てる感じですか?」
相手:「そうだね」
僕:「いいですね!僕もそんな日けっこうあります。どんなの見るんですか?ハマってる動画とかあります?」
みたいな感じで続けることは可能です。
深い話の際も効果的です。
例えば、相手から、
「〇〇さんって、将来の夢とかあるんですか?」と聞かれたとします。
僕:「昇格したいとか、めっちゃ稼ぎたいとか仕事の夢はないですけど、とりあえず結婚してのんびり暮らしたいですね。
逆に〇〇さんの夢ってなんですか?」
と自分の回答の後に同じ質問をしましょう。
相手が「独立して介護事業を立ち上げたい」と答えたとします。
そうすれば、あとは勝ち戦です。
「めっちゃすごいじゃないですか!」とまず答え、
「何歳で独立したいとかあるんですか?」
「なぜ独立したいと思ったんですか?」
「そもそも介護職に興味を持ったきっかけってなんだったんですか?」
と「すごい」「なるほど」「そうなんだ」を組み合わせて質問していけば、無限に会話は続いていきます。
まとめ
今までは、「自分が上手に話さないと、良いコミュニケーションが取れない」と思っていましたが、むしろその逆です。
相手を肯定し、質問側になることで、コミュニケーションは圧倒的に楽になります。
「話す」より、「聞くこと」を意識する。
そして、相手を肯定しながら、「すごい」「なるほど」「そうなんだ」を使い、質問することで、誰とでも会話を続けることができます。
明日から使える内容だと思うので、ぜひ実践してみてくださいね!
今回、紹介した内容は本のごく一部です。
より深く知りたい方におすすめです。
読んで損はないと思いますよ。
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