子どもにスマホを持たせようか迷っている人
「子どもにスマホを持たせたいけど、かなり迷うな、、、
通学や友達同士で遊びに行った時のためには必要だけど、勉強しなくなったら嫌だし、、、
そもそも、スマホを持たせてもいいけど、子どもにネットって必要なのかな、、、
子どもにネットやスマホを使わせるメリットが知りたいな。
もっと言うと、子どもがスマホやネットを使う時におすすめのルールや制限方法があれば知りたいな。」
こういったあなたの悩みに応えます。
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、2023年6月末に、奥さんと赤ちゃんが頑張ってくれたおかげでパパになることができました。
子どもが生まれてから幸せな生活が続いていますが、子育てに漠然とした不安を感じたり、子どもの将来について考えることがきっかけで一冊の本を読みました。
ひろゆきさんの本「僕が親ならこう育てるね」
子どもにスマホを持たせるのはまだ先の話ですが、この本から新しい発見や納得できることがいくつもあったので、内容を一部シェアします。
本記事の内容
- 子どもにネットは必要?結論、必要です
- 子どもにネットやスマホを使わせるメリット3選
- 子どもにスマホやネットを使わせる際に制限やルールが必要な理由
- 子どもにスマホやネットを使わせる際におすすめの制限やルール
それでは、さっそく見ていきましょう!
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子どもにネットは必要?結論、必要です
子どもにネットが必要な理由について、ひろゆきさんは、
大人の「わからない」で終わらせないためにネットは必要だと下記のように伝えています。
例えば、「液晶テレビはどうして映るの?」「一輪車はなぜ曲がるの?」など、
子どもの素朴な疑問に答えられない場面は、子育てをしていると数多く存在します。
そのとき、すべてに応えられる大人のほうが少なくて当然です。
普通に生きて、そんなにいろいろなことに詳しい人間はいません。しかし、せっかく興味を持った子どもに対して、大人が「わからない」の一言で済ませてしまうと、
モノを知る楽しみを知らずに「わからなくて当たり前」という頭の悪い結論を出す子どもになってしまう可能性があります。
個人的な意見
大人の「わからない」で終わらせないためだけでなく、僕は他にもメリットがあると考えています。
それは、どうでもいいことにも興味を持って詳しくなれるからです。
例えば、お菓子のじゃがりこに興味を持ったとします。
じゃがりこのキャラクターのキリンは、実は商品ごとに違うって知ってましたか?
・青色のじゃがバター味のキリンが「祖父のじゃが作」
・緑色のサラダ味のキリンが「父のじゃがお」
・赤色のチーズ味のキリンが「母のりかこ」
▼証拠です▼
知ってました❓
じゃがりこのキャラクターのキリンは、実は商品ごとに違うんです🦒🦒🦒じゃがおを中心とする家族構成を家系図にしてみましたよ💁♀️ pic.twitter.com/AHcWMkJmog
— じゃがりこ【公式】 (@jagarico_cp) September 17, 2021
他にもあります。
じゃがりこの「じゃが」はじゃがいも、「りこ」って何の意味か知っていますか?
答えは、開発者の友人のりかこさんがとてもおいしそうに食べている姿から「りこ」という名前がつけられました
上記のような、どんな小さなことに興味を持ったとしても、すぐに調べて知ることができます。
どうでもいいことでも詳しくなることで、調べる癖がつくことはもちろん、
「え、なんでそんなこと知ってるの?」
「なんでそんなことに詳しいの?」
などと初対面の人に興味を持ってもらえたり、話のネタになったり、じゃがりこに詳しい人だと、普通の人より覚えてもらいやすくなるなどのメリットがあると思います。
子どもにネットやスマホを使わせるメリット3選
結論、下記の3つです。
- ネット検索は関連情報を知る癖になる
- 世の中のいろんな場所や生き方を知れる
- DV親やいじめから救い出せる
(1)ネット検索は関連情報を知る癖になる
「ネット検索は関連情報を知る癖になる」重要性について、ひろゆきさんは下記のように伝えています。
子どもがネットを利用できれば、興味を持ったことを自発的に学習し、自分で調べる習慣を身につけることができます。
また、わからないことを人間に聞いてしまうと、その場限りの情報は得られるものの、聞いたことにまつわる付随情報などを知ることができません。しかし、ネット検索なら、何か興味があることやわからないことを調べていくうちに、さらに疑問に思うことや興味がある関連項目が出てきて、エンドレスに情報が連鎖していくものです。
これをやっていると、意外と知識が身につきます。
子どものころに調べる癖をつけるメリットは他にもあります。
それは、大人になっても安易に人に聞かず自分で調べるようになるからです。
例えば、仕事でExcelの使い方がわからないとき。
自分でネットで調べれば、いくらでも情報がでてくるのに、わざわざ上司の時間を奪って教えてもらうのは効率が悪すぎます。
調べればわかるようなことを、なんでも聞いてしまう人というのは、仕事ができないと見られる可能性もあるからです。
(2)世の中のいろんな場所や生き方を知れる
「世の中のいろんな場所や生き方を知れる」重要性について、ひろゆきさんは下記のように伝えています。
子どもがネットで検索できるようになると、知識以外に、世の中にはいろんな場所や生き方があることを知り、「自分は何をしたいのか?」「自分はどこに身を置くべきなのか?」を自然と考えられるようになります。
テレビや雑誌などのメディアばかりに触れていると、タレントや歌手、プロスポーツ選手などの仕事が「普通」だと思いがちです。
しかし、例えば音楽の世界であれば、メジャーデビューだけが音楽で食っていく道ではなく、飲み屋の横で楽器を弾いてチップをもらう仕事があることもネットを通じて知ることができます。
他にもメリットがあり、生活保護で生きていける情報や、海外に移住してゆるく生きていく方法なども知ることができます。
働く価値観に多様性があることを知ると、ブラック企業で我慢して働いて心が消耗する。ということもなくなります。
(3)DV親やいじめから救い出せる
ひろゆきさんは、ネットは、いまいる自分の環境を把握する意味で、とても大切なツールだと下記のようい伝えています。
学校のいじめを親や先生に相談できなくても、その他に相談ができる場所を知っていれば、最悪の事態は防げるかもしれません。
ネットがある時代に生まれたのだから、そうした可能性を広げてあげるのも、大人の役目なのではないでしょうか。
子どもがネットに触れるメリットは、最悪の結果を起こさないためにも重要です。
そういった使い方があることも教えてあげましょう。
子どもにスマホやネットを使わせる際に制限やルールが必要な理由
ネットを子どもに使わせるには、制限やルールが必要だと、ひろゆきさんは下記のように伝えています。
ネットを子どもに使わせるにはルールが必要です。
ただ、インターネットでは「道路に急に飛び出さない」とか「火傷するからコンロには触らない」など明確なルールを定めるのは難しいです。そこで、まず親ができることは、子どもが使うスマホのフィルタリングです。
もちろん、フィルタリングを導入したからといって、安全になるかと言われれば違います。
携帯電話キャリアはスマホのフィルタリングで安全になると宣伝をしていますが、優秀な子どもは抜け穴を簡単に探し出せてしまいます。それでも、フィルタリングを導入する理由は、子どもに「抜け道を使って情報を閲覧しようとすることはやってはいけないことで、バレたら怒られる」という自覚を持ってもらうためです。
大切なことは、子どもが「見ると怒られる情報があることを認識」し、たとえその情報を見ても、実行するのに二の足を踏むような状態にすることです。
それだと危ないと言う親もいますが、実際にフィルタリングを突破して何か閲覧したとしても、そんな優秀な子どもなら、「この情報は、実は大したものではない」とすぐに気づくはずです。
ネットを使うルール設定が難しすぎますよね。
まずはフィルタリングをひとつの基準として、スタートさせるのがいいと思います。
子どもにスマホやネットを使わせる際におすすめの制限やルール
結論、ひろゆきさんは、「閲覧」はOKで「発信」はNGと下記のように伝えています。
インターネットを閲覧する行為と、自ら発信する行為は全然違います。
例えば、検索で爆弾の作り方などの情報を閲覧したとしても、実行しない限りは何も問題はありません。
それは親が見ていれば、制限できます。しかし、「爆弾の作り方を教えます」や「〇〇を爆破する」とネット上に発信すれば、警察がやってきて家の誰かが逮捕されます。
それを親が見えない場所でやっていたら制限のしようもありません。
このように、インターネットは閲覧するだけならば実害はほぼないのですが、発信した瞬間、実害が及ぶ可能性が出てくるのです。メールやSNSという個別に連絡が取れる「発信」ツールも同様です。
こうした場所で子どもが発信していると、悪いことをしようとする大人が個別に子どもに連絡してきます。
例えば、Twitterやinstagramなどで「BTSファン」と発信している子どもが100人いて「BTSと知り合いだから会わせてあげる。チケットを送るので住所を教えて」と送られてくれば、結構な割合で引っかかってしまうと思うのです。本人確認済みの人しか登録できない身元保証のSNSならまだしも、無料で誰でも登録できてしまうSNSには子どもを騙そうとする大人がウヨウヨいます。
そんな場所に、子どもたちは無邪気に個人情報を「発信」してしまうので、単なるリスクしかありません。
個人的な意見
僕は1993年生まれ。
高校を卒業する時に初代iphoneが発売されました。
なので、中学や高校時代はスマホに触れていません。
現代では、回転寿司など飲食店での迷惑動画が拡散され炎上したりしています。
もし自分の学生時代に同じようにスマホがあったとしたら。
飲食店での迷惑動画はしていないと思いますが、100%自信を持ってSNSを安全に使えていたか。と考えるとかなり微妙です。
上記の理由から、インターネットの「閲覧」はOKで「発信」はNGという意見はものすごく理解できます。
また、カギ垢にして友達限定公開なら大丈夫と考える人もいますが、それも危険だと思います。
SNSにアップした書き込みや写真が漏れない保証はありません。
その友達がスクショをして、誰かに送ってしまえば拡散されてしまいます。
というわけで以上になります(^^♪
少しでも参考にしていただければ幸いです。
今回、紹介した内容は本のごく一部です。
他にもめちゃくちゃおもしろい項目がたくさんありました。
例えば、
- スマホは何歳からいいの?
- 学ばせるべきは「コミュ力」より「成果を上げる力」
- 夏休みの宿題の中にはやらなくていいものがある
- 子どもに「裕福な家庭」と思わせないほうがいい理由
- 自分の子どもがいじめから回避するには
- 子どもがもしも不登校になったら
子育てに必ず役立つ情報ばかりなので、より深く知りたい方におすすめです。
読んで損はないと思いますよ。
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