【ペットロスが怖い、不安、備えたいあなたへ】なりやすい人も紹介

愛犬
高齢化したペット

ペットを飼っている人で、いつか来る「その日」のことを考えない人はいないと思います。
大切なペットが年齢を重ねていくほど、漠然とした不安を抱える飼い主さんは少なくありません。
そして、あなたも漠然とした不安を感じて、この記事を読んでくれているのではないでしょうか。

この記事では、そんな不安を少しでも抑え、ペットを失う前に知っておくといい精神的な情報をシェアします。

記事の信頼性

僕も、あなたと同じように大きな不安を感じていました。
そして、その日は突然やってきます。

2023年9月29日に愛犬を失いました。
17歳から一緒にいた愛犬。
結婚をして実家を離れ、最後の3年間は年に数回会える程度だったので、いつも会うたびに「これが最後になるかもな」と覚悟はしていました。

気持ちも備えていたはずなのに、愛犬を失った後はペットロスになりました。
ペットロスはめちゃくちゃ辛いです。
中には人生で一番辛いと感じる方も多いと思います。

「ペットロスから立ち直るにはどうすればいいか」と思ったのがきっかけで一冊の本を読みました。

動物病院のペットロスカウンセラー、福田綾子さんの本「ペットロスは克服しなくていい」

この本を読んで僕自身が前を向けるきっかけとなったのですが、
「ペットを失う前に読んでいればよかった」と思った内容もあったので、今回その内容をシェアします。

本記事の内容

  • ペットロスが怖い、不安、気持ちを備えたいあなたへ
  • ペットロスになりやすい人の特徴
  • ペットロスが深刻化しやすい状況
  • ペットロスの期間
  • 今ある幸せを大切に

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ペットロスが怖い、不安、気持ちを備えたいあなたへ

不安な人

著者:ペットロスカウンセラーの福田さんは下記2つの相談を受けることが多いそうです。

  1. ペットロスになるのが嫌なので、あまり愛犬とずっと一緒にいることや、過度にべったりしないようにしている
  2. リモートワークが増え、愛犬と過ごす時間が多くなり、ペットロスになることが心配

著者の福田さんは、
どの考えも、その方の居心地が良いと思える関係性であれば、それを尊重しているとのこと。
ただ、「一緒の時間をたくさん過ごしたり、深い愛情を注いだりすることが、ペットロスを引き起こす原因ではない」とも言われています。

ポイント

依存関係になってしまうと、その依存対象を失ってしまうことで、ペットロスになりやすいということは事実です。
しかし、「依存」と「深い愛情」は違います。

大切な人間の家族よりも現実的に限られている時間の中で、できる限りの愛情をペットにたくさん与え、幸せをできるだけ多く共有する。
そうすれば、残された飼い主さんの後悔は軽減され、逆にペットロスになりにくいという考えです。

体験談

結果的にペットロスになってしまった僕ですが、ペットが生きているうちにたくさん語りかけることをおすすめします。

僕は愛犬が高齢化していく中で、
「いつもありがとう、大好きだよ」
「初めて自分の車に乗せて公園に行った時、車の中でおしっこしたこと覚えてる?その時すごく怒ってしまったこと、許してほしい。ごめんね」
「自分の子どもに会ってほしいから、それまで元気でいてね」
「会ってくれてありがとう、約束を守ってくれてありがとう」(その翌月に亡くなりました)

日頃の感謝の言葉や謝りたいことをしっかり伝えておくことで、失った後の後悔が少なくなります。

ペットロスになりやすい人の特徴

心が離れる

結論、下記の5つです。

  1. 中高年の女性
  2. 飼育期間が長い
  3. 接触時間が長い
  4. 介護期間が長い
  5. 同居の家族が少ない

本では、上記5つに当てはまるほど高い確率でペットロスになると言われています。

ポイント

(1)中高年の女性
(5)同居の家族が少ない
同居家族が少ないほど、喪失について語れる相手が少なくなる傾向にあります。

(2)飼育期間が長い
(3)接触時間が長い
(4)介護期間が長い
人生を共に過ごすほど、支えになってくれる存在です。
接触時間も長くなるほど、関係性も深くなり、同時に喪失感も深くなります。

注意

あくまで傾向であり、必ずペットロスになるわけではありません。

ペットロスが深刻化しやすい状況

傷ついた心

結論、下記の9つです。

  1. 身近な人を失った直後
  2. 1日16時間以上ペットと過ごしていた人
  3. ペットとの間に救出の経験がある人(保護犬や猫を飼った、逆に自分自身が何らかの形で救われた)
  4. 自分のミス
  5. 一人暮らし
  6. 最初に飼ったペット
  7. 色々な人生の出来事を共有したペット
  8. 他の人と強い結びつきでペットを飼っている場合
  9. 自分とペットを同一視している場合(自分と同じ病気をペットも患わっている)

注意

上記が当てはまったとしても、傾向にあるだけで、必ず深刻化するわけではありません。
※傾向にあることを認識していると、自分を冷静に客観視するための材料になります。

ペットロスの期間

時間

家族との死別は、「人生最大のストレス」と言われています。
同じように、大切な家族として愛していたペットを亡くすことは、人生で最大のストレスになる可能性があります。

辛い気持ち、悲しい気持ちは人間として当然の感情です。

それがどのくらい続くか、またはどのくらいで回復するのかを知りたい方も多いと思います。
しかし、状況と性格によるものが大きく関わるため、一概に時間はどのくらいと言えないのが正直な回答と本では記載されています。

今ある幸せを大切に

花

ペットが高齢化していく中で、漠然とした不安を抱えるのは、自分も同じ気持ちだったのでわかります。
しかし、失う恐怖に焦点を当てるのではなく、
「幸せで楽しい時間をたくさん一緒に過ごす」
「これまで以上にたくさん愛情を注げる」
「たくさん感謝の気持ちを伝える」

今ある幸せの瞬間に焦点を当てることも大切です。

というわけで以上になります(^^♪
参考にしていただけたら幸いです。


本ではペットロスを知るプロセスについても紹介されています。
もし、まだ抱えている漠然とした不安があるのだとしたら、そのままだとさらに大きくなるかもしれません。
まずは今自分が感じている不安はどんな不安なのか?
そしてペットロスとはどんなことなのか?深く知ることから不安が解消されるので、おすすめです。
読んで損はないと思いますよ。

こちらの記事も参考にどうぞ

【ペットロス】涙が止まらない、もう飼わない、辛い、立ち直りたいあなたへ

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