【部下とのコミュニケーションが苦手】良い指導、褒め方、叱り方とは

悩んでいる会社員
上司と部下

部下とのコミュニケーションが苦手な人
「部下への指導や褒め方の前に、そもそもどうコミュニケーションをとればいいのかわからない。
若くなるにつれてどんどん話しも合わないし、、、
自分の指導の仕方が悪くて嫌われたくもないしな、、、
どの時代にも通用するような良い指導方法やコミュニケーションの取り方があれば知りたいな。」

こういったあなたの悩みを解決します。

記事の信頼性

この記事を書いている僕は1993年生まれ。ゆとり世代。
コミュニケーションが得意ではないので、改善しようと思い一冊の本を読みました。

田村 淳さんの本「超コミュ力」

元々の目的は、三十路にも突入し、社外の人とも多く関わるようになったので、コミュ力を上げたいと思って本を読んだのですが、、、
部下とのコミュニケーションの項目もかなり深く共感ができました。

社外の人と関わったり、地元の友達と話したりすると、「若い子が続かない」「最近の若い子はすぐ辞める」などの声を多く聞きます。
そもそも、続かない、すぐ辞める若い子が悪いのでしょうか?
限られた人生で、嫌だと思ったらすぐに辞める若い子は逆に優秀だと思います。
「続かない」「すぐ辞める」とわかっているのに、何も改善しない上司のほうに問題があるのでは。と僕は思います。

部下とのコミュニケーションが苦手な方へ、本の内容を一部シェアします。

本記事の内容

  • 部下をどう指導していいかわからない
  • 良いところは褒めよう
  • 叱る指導は意味がない?

それではさっそく見ていきましょう!

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部下をどう指導していいかわからない

悩んでいる会社員

田村 淳さんは田村 淳の大人の小学校というコミュニティを運営しています。
そのコミュニティで一番多い年齢層は40代のようで、特に多い相談が「部下をどう指導していいかわからない」とのことです。

田村 淳さんが自らとっている部下とのコミュニケーションを下記のように伝えています。

それは「ふだんから良いところを思いきり褒めておく」ということです。
よく「部下がミスをしたときは、まず褒めて、そこから注意しよう」という言葉があります。
ですが、ふだんから褒めていない上司が、注意する前に褒めてくると、部下は混乱しますし、「あ、この上司はテクニックで自分をコントロールしようとしている」と思われる可能性も少なくありません。
ですから常日頃、何もないときから、しっかりと褒めておくのです。
そうしておけば、ミスしたときの注意が効果的にできます。
この関係をつくっておくのも、日ごろからのコミュ力がものを言います。

「良いところをできる限り早く見つけ、それを相手に伝える」ことが重要です。
大切なのは「見つけること」より、「それを相手に伝えること」です。
コミュニケーションにおいて、最も大切なことは相手へのリスペクト。
「この人のここはすごい!」と心から尊敬できる点があるから、相手のダメな部分も受け入れることができるのです。

良いところは褒めよう

いいね

上記の部下とのコミュニケーションにおいて、
「ふだんから良いところを思いきり褒めておく」
「良いところをできる限り早く見つけ、それを相手に伝える」
ことだとわかりました。

これについて個人的な経験を踏まえて深掘りしていきたいと思います。

ふだんから良いところを思いきり褒めておく

めちゃくちゃわかります。
シンプルに良いところを褒められたら嬉しくなるのが人間の感情だと思います。
上司からだけでなく、誰からでも褒められたら、嬉しいし気持ちよく仕事ができますよね。

褒める内容はなんでもいいと思います。
例えば、
「〇〇さんって挨拶がめっちゃいいよね!いつも元気もらえるよ」
「〇〇さんって集中力めっちゃあるよね!いつも黙々と仕事しててすごいわ。どうやったらそんなに集中できるの?」
「〇〇さんってわからないことは正直にわからない。って言えるのがいいよね。わからないのにそのまま進んじゃう人ってけっこう多いからさ」
「〇〇さんってまずは自分でやって調べてみて、それでもわからないときに相談するところが偉いよね」
など、どんな小さなことでも褒められると人は嬉しいものです。

良いところの伝え方

とはいえ、相手の良いところを正面から伝えるって少し照れくさいですよね。
今までの関係性がある部下に、いきなり良いところを伝えると違和感を感じさせるのでは、、、と思っている方。
大丈夫です。
もちろん自分の口から伝えることが一番ですが、どうしても難しい方は、第三者を使って伝えることが効果的だと思います。

別の方に、
「この前〇〇さんが、〇〇さんのこと褒めてたよ」ってさりげなく裏から伝えてもらいましょう(^^♪

叱る指導は意味がない?

部下を叱る上司

田村 淳さんは、一度仕事を任せるとなったら、基本的に何も口出ししないとのこと。
その理由について、下記のように伝えています。

人は、あれこれ指示を出されるよりも、自由に仕事をさせたほうが、最大限力を発揮してくれると信じてるからです。
ただ、仕事のクオリティを上げるためにも、どうしても相手の失敗を指摘しなければならない場面も出てきます。
そんな時に大切にしているのが、先ほどもお伝えした、失敗点を伝える前に、まず「ふだんから良いところを褒めておく」ということです。
これまでの経験上、叱ることにあまり意味はありません。
いきなり頭ごなしに叱っても、相手は萎縮し、効果がありません。
なので、まずは良かった部分を褒めるところから始めて「でもあそこが改善できたらもっと良くなるよね。次から変えられそう?」などと提案すると、「はい、やります!」と気持ちよく返事してくれます。

ただ、うまくいっていないことは本人が一番わかっているのに、すべてを褒めると相手も違和感を覚えるでしょう。
そこで、まずは「ふだんから」褒めて、それから改善点を伝えるという順番を意識してください。

個人的な意見

上記の意見に強く納得できます。
特に下記の2つです。
(1)いきなり頭ごなしに叱っても、相手は萎縮する。
(2)まずは良かった部分を褒めるところから始めて「でもあそこが改善できたらもっと良くなるよね。次から変えられそう?」などと提案する

(1)いきなり頭ごなしに叱っても、相手は萎縮する。

もしあなたが、いきなり頭ごなしに上司から叱られたらどう思いますか?
「だる、、意味わかんない」
「そもそもそうやって依頼してきたのそっちじゃん」
「途中で質問したりしたら態度にだすから嫌なんだよ」
みたいな感じで思いますよね。

最終的に下記のようなデメリットがあります。
・「上司から怒られない」を目的に仕事をするようになる
・新しい案を思いついて提案しても、どうせ否定されるだけだからと、考えない人間になってしまう
・仕事がつまらない、新しいことが試せないから成長もできないし、、、
・自分主体で動ける会社に転職しよう→退職
という流れになってしまいます。

(2)まずは良かった部分を褒めるところから始めて「でもあそこが改善できたらもっと良くなるよね。次から変えられそう?」などと提案する

上記(1)の頭ごなしに叱るとは全然気持ちが違いますよね。
褒められたところはもっと伸びる→積極的に改善する→どんどん成長に繋がる。
結果的に部下を伸ばすサイクルになると思いますし、仕事も楽しく感じると思います。

まとめ

部下とのコミュニケーションについて、いかがだったでしょうか。
指導だけのことでは限りません。
飲み会の頻度だったり、休日に連絡する際なども同じです。
休日に上司から連絡が入って嬉しいか?
会社の飲み会が月に1回開催されておもしろいか?

自分だったらどう思うか、部下の気持ちや自分が新人だった頃の気持ちになって考えるのが大切だと思います。
というわけで、参考にしていただけたら幸いです。

今回、紹介した内容は本のごく一部です。
より深く知りたい方におすすめです。
読んで損はないと思いますよ。


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